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Peter 河内のアメリカ紀行
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| 心に残るコンサート
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 今から１０年前、私は仕事の都合でアメリカのインディアナ州に赴任していました。その間、ブルーグラス、フォークを始めとする、いろいろな音楽を聴きに行ったものです。PP&M、The Kingston Trio、Bob Dylan、．．．．etc. もちろん、PP&Mのコンサートへ行った回数が最も多かったのですが．．．．。そして、最も印象に残っているコンサートといえば、1994年9月27日シカゴで行われた "A Benefit Concert for Bob Gibson" です（PP&Mは３曲歌いました）。 当時、パーキンソン病で闘病生活を送っていた彼の医療費用をカンパするため、このコンサートは開かれました。PP&M、Camp、Roger McGuinn、Josh White Jr.ら、彼にゆかりの深いアーチストが参加しました。ディナー、コンサート、立食パーティーの３部構成。  仕事を早めに切り上げて、車を飛ばすこと、約３時間。シカゴ北部の閑静な町並みを抜けて、目的地へ。一見、うらぶれた映画館風の小さな劇場。しかしながら、中へ入ってみると、すでに満席で場内は熱気ムンムン。予約してた席はど真ん中最前列。本場アメリカでPP&Mをかぶりつきで観れるとは！ ラッキー！ そこはまさに６０年代のフォークシーン！ 日本では決して味わうことのできない貴重な体験をすることが出来ました。そして、PP&M、S&Gアレンジの原点ともいえる
Gibson & Campの演奏も．．"Well,Well,Well"、"You Can
Tell The World" 他。Bob Gibsonは残念ながら1996年9月にこの世を去りましたが、彼とCampの絶妙なハーモニーが今でも強烈に耳に焼き付いています。 |
